00:00私の人生のマツクイムシ。
00:13マツクイムシ?
00:16私のこと?
00:19確かに、私だね。
00:25私がお姉ちゃんの人生のマツクイムシ。
00:29お姉ちゃんの大好きな木を食い荒らす嫌けいもの。
00:35もう帰っちゃうの?
00:37誕生日パーティーでもしようよ。
00:40東京にミオが待ってるよ。
00:44あんたの娘が。
00:47そっか。私の娘っち。
00:52ねえ、いい加減大人になって。
00:58そう。
01:02じゃーん。
01:04ハッピーバースデー。
01:08お姉ちゃんの好きな、京華おばさんのカヌレ。
01:12キャロットスープはもう食べてきたんでしょ?
01:14うん。
01:16うん。
01:18うん。
01:20うん。
01:21目買いだから。
01:23いい加減、いい男捕まえけよ。
01:25落ち着いてよ。
01:27娘に恥ずかしくないの?
01:29あの子、もう大人だから。
01:32食べる?
01:36あん。
01:37もちろん、お姉ちゃんがちゃんと育ててくれたおかげ!
01:44変わってないね、涼しいとこは。
01:48私はさ、自分の人生をつまんないものにはしないの。
01:54お姉ちゃんみたいに、年に一度函館に来て休暇を楽しむっても、そんなんじゃ、たまってるもんなんて解消されないの。
02:04それにしてもさ、一体誰に会いたくて、十数年も誕生日のたんびにここに通ってるわけ?
02:21あんたさ、私に申し訳ないって気持ちはないの?
02:27お姉ちゃんの人生ダメにしたことを、一生謝りながら、私にそんな気持ちで生きてほしいの。
02:38せめて。
02:42せめて申し訳ないって気持ちは持ってよ。
02:48死んだお母さんの頼みがなかったら。
02:50何?
02:56私、とっくにあんたのことを捨ててたから。
02:58誰かのために、何かのために仕方なく自分を犠牲にして、一生その人を恨んで生きてく。
03:05誰かのために、何かのために仕方なく自分を犠牲にして、一生その人を恨んで生きてく。
03:20それって意味ある?
03:23お姉ちゃんが、私とミオのために全てを諦めてくれたこと。
03:38ありがたいって思ってるよ。
03:41でも、一生罪悪感を抱えて生きていきたくはないの。
03:48それじゃ誰も幸せにならないと思うから。
03:51行きなよ。
03:57一生私を憎んで生きてくのはやめて。
04:00それが誰なのかわかんないけどさ。
04:03もう恋しがらないで。
04:05姉ちゃんの望む人生のためにその人のとこ。
04:11早く行きなよ。
04:16帰る。
04:21早く行く前。
04:31大い!
04:33早く行く前。
04:36감사합니다.
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